2024/01/05 | Plantation, FEATURES

Plantation Textile Story vol.1「BIZEN」シリーズ

写真:デニムジャガード織機
プランテーションのものづくりで大切にしている「心地よい質感と肌触りのテキスタイル」。その上質なテキスタイルは、それぞれの分野のプロが携わり丁寧につくり上げることで生み出されます。
シーズンを超えて、進化をし続ける、デニム産地・岡山で織り上げた「BIZEN」シリーズ。着るほどになじみ味わいを増すプランテーションならではのテキスタイルをご紹介します。

写真:デニムジャガード織機
デニム産地、岡山地区にあるテキスタイル工場は10年以上にわたって、プランテーションのテキスタイルを支えてくれています。「BIZEN DENIM」とは、デニム産地の岡山の三備地区“備前・備中・備後”でつくられていること、唯一無二な素材を生かした無骨な陶芸“備前焼”が素材を生かしたプランテーションのものづくりに通じる事、また美しい自然=“美然”というイメージとを合わせて“BIZEN”シリーズとして名付けられました。熟年の職人による知識と技術、またプランテーションの企画の発案により生み出されるテキスタイルは、他にはない、プランテーションならではのナチュラル感と風合いを持ったファブリックを生み出してきました。
写真:ジャガード織機で織り上げられていく様子
一度インディゴの糸を使ってしまうと、織機にインディゴの色が残ってしまい他の糸を使って織ると色が付いてしまいます。そのため、デニムジャガード織機はあまり多くありません。
その日本に数台しかない貴重なデニムジャガード織機でタテ糸に綿糸、ヨコ糸に綿麻糸を用いて織り上げ、製品加工を施すことで、生まれたソフトなウェーブが特徴のシリーズ。プリーツ加工のような型で熱を用いての加工とは異なり、織りの組織によって、自然なウェーブが出るようにデザインされたファブリック。着込むほどに体に馴染む着心地の良さが特徴です。

BIZEN WAVE JQ

今シーズンは、フォービズムの絵画に描かれるような女性が着ている服のフォークロア的な模様から発想を得た柄をWAVEの中に織り込んで、ジャガード織機で織り上げました。揺れ動くWAVEにフォークロア調のジャガード柄が映える、華やかな印象のテキスタイルに。シーズンを重ね、織りの組織のデザインにより多彩な表情を魅せるBIZEN WAVEシリーズは、プランテーションの要となるテキスタイルです。
写真:糸のアップ
デニム織機を使って織り上げた今シーズンのBIZENドライデニムは、ドライタッチにもかかわらず、程よく空気を孕んだ、落ち感のあるシルエットを出す、カジュアルすぎない大人顔のデニムに。シーズンを重ねるごとに進化し続けるプランテーションのオリジナルデニムは風合いや肌触りを変え、より快適な着心地を追求しています。

BIZENドライデニム

タテの綿糸を通常よりも糸の張り緩くした状態(ローテンション)で織機に掛け、ヨコに双糸と強撚のコットン糸を交互に打ち込みました。
製品加工を加えることで、ドライタッチな独特なテクスチャーと肌触りが生まれた、プランテーションならではのオリジナルデニムに。温かみのある自然な風合いのオフホワイトと着込むほどに味わいを増すインディゴの2色展開。自然に体に馴染む風合いは、プランテーションのテキスタイルの特徴です。

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