自然体な感性が服を彩る。 アーティストOKI KENICHIとスペシャルコラボ。
色鮮やかで抽象的な作風が魅力のOKI KENICHIさんとの、初のコラボアイテムが5月に発売されます。
NYA-のロゴをOKIさん流に解釈したTシャツに加え、今シーズンのテーマに合わせたテキストを独自のタイポグラフィで表現した総柄アイテムなど、見どころが満載のラインナップ。
今回の発売を前にOKIさんご自身のキャリアから、アートへの向き合い方、そしてコラボの制作秘話まで、ご本人のアトリエでお話を伺いました。
NYA-のロゴをOKIさん流に解釈したTシャツに加え、今シーズンのテーマに合わせたテキストを独自のタイポグラフィで表現した総柄アイテムなど、見どころが満載のラインナップ。
今回の発売を前にOKIさんご自身のキャリアから、アートへの向き合い方、そしてコラボの制作秘話まで、ご本人のアトリエでお話を伺いました。
色鮮やかで抽象的な作風が魅力のOKI KENICHIさんとの、初のコラボアイテムが5月に発売されます。
NYA-のロゴをOKIさん流に解釈したTシャツに加え、
今シーズンのテーマに合わせたテキストを独自のタイポグラフィで表現した総柄アイテムなど、見どころが満載のラインナップ。
今回の発売を前にOKIさんご自身のキャリアから、アートへの向き合い方、そしてコラボの制作秘話まで、ご本人のアトリエでお話を伺いました。
NYA-のロゴをOKIさん流に解釈したTシャツに加え、
今シーズンのテーマに合わせたテキストを独自のタイポグラフィで表現した総柄アイテムなど、見どころが満載のラインナップ。
今回の発売を前にOKIさんご自身のキャリアから、アートへの向き合い方、そしてコラボの制作秘話まで、ご本人のアトリエでお話を伺いました。
――肩書きは「画家」でよろしいですか?
OKI:大きな意味で「アーティスト」とは言っているんですけど、もっと限定させると「画家」という感じです。今は主にアクリル絵の具やスプレーを使ったペイントを中心に活動しています。
――どの作品も色使いがカラフルで特徴的ですよね。
OKI:ありがとうございます。ただ、「色使いが特徴的だ」とよく言ってもらいますが、わざとそれ以外の作品も作るようにしていて、「自分らしい画風」というのは、今もあえて定めていない状態なんです。というのも、根っこの部分に「もっといいものが描けるんじゃないか」という思いがあるんですよ。
例えば、筆なら筆、スプレーならスプレーと画材を定める人も多いですよね。でも僕の場合、まだ使ったことがない道具を「どんな風に使えるだろう」と実験的に使うことも多くて。まだまだいいものを描いていきたいから、自分でもどうなっていくかわからない状態を、あえて楽しんでいると言えるかもしれません。
――そもそも絵を描き始めたのは、何歳頃から?
OKI:ずいぶん小さい頃から描いていました。最初は『少年ジャンプ』のキャラクター模写だったと思います。でも、漫画はシンプルに才能を感じなくて(笑)。
もろに『ドラゴンボール』や『幽☆遊☆白書』のパクリみたいな感じになってしまい、自分がゼロから新しい作品を創り出せるイメージが湧かなかったんですよ。それで高校生くらいから、今みたいな抽象的な絵を描くようになりました。
もろに『ドラゴンボール』や『幽☆遊☆白書』のパクリみたいな感じになってしまい、自分がゼロから新しい作品を創り出せるイメージが湧かなかったんですよ。それで高校生くらいから、今みたいな抽象的な絵を描くようになりました。
――将来は絵を仕事にしようと?
OKI:いえ、当時はSNSもなく、アーティストになるための道筋が今よりもずっと限られていました。美大や専門学校に行くのが王道ですけど、自分はデッサンが不得意だから受からないだろうし、
もし受かったとしても、画家は一握りしかなれない遠い世界に感じて。だから、20代は絵やイラストと関係ない仕事で、普通のサラリーマンとして働きながら趣味で描いていました。
もし受かったとしても、画家は一握りしかなれない遠い世界に感じて。だから、20代は絵やイラストと関係ない仕事で、普通のサラリーマンとして働きながら趣味で描いていました。
――じゃあ、当時は作品を発表していなかった?
OKI:まったくしてなくて、「描くこと自体が楽しい」というだけでやっていました。休みの日に画材屋に行き、「こんな画材あるんだ」と買って、黙々といろんな作風を試して遊んでいた感じです。
当時、僕が絵を描いていることを知っていたのは、家に遊びに来たごく一部の友人だけだと思います。
当時、僕が絵を描いていることを知っていたのは、家に遊びに来たごく一部の友人だけだと思います。
――それが仕事につながった転機は何だったのでしょう?
OKI:30歳のときですね。当時は福岡に住んでいたんですけど、市内のセレクトショップの店長さんが家に遊びに来たとき、「これ、すごくいいから売ってみようよ」と言ってくださって。
それはクレヨンと色鉛筆で描いた抽象画だったんですが、試しに2点置いてもらったら、それが売れたんです。追加で出した分もまた売れて。「買ってくれる人がいるなら、これでご飯が食べられるかも」と気持ちが前向きに変わった瞬間でした。
それはクレヨンと色鉛筆で描いた抽象画だったんですが、試しに2点置いてもらったら、それが売れたんです。追加で出した分もまた売れて。「買ってくれる人がいるなら、これでご飯が食べられるかも」と気持ちが前向きに変わった瞬間でした。
――そこから絵で食べていけるように?。
OKI:いや、世の中はそんな甘くなくて(笑)。1作目が売れてから、しばらくは個展をやっても絵が売れない時期が続きました。「食っていける」と言えるようになるまでには、徐々に徐々に、という感じでした。
作品が売れるだけでなく、今回のようなコラボの仕事が増えたりして、少しずつキャリアを積み上げていったというのが正直なところです。
作品が売れるだけでなく、今回のようなコラボの仕事が増えたりして、少しずつキャリアを積み上げていったというのが正直なところです。
――では、「これでいける」と確信したのは?
OKI:今も思ってはいないかな(笑)。結局、不安はずっとありますよね。その都度必死にやって、「今年も乗り切れた」という感覚がずっと続いています。
でも、数年前から画材や題材を変えても、「OKIさんらしい絵だね」と言ってもらえるようになって。ようやく自分の「画家としての軸」みたいなものが見えてきた気はしています。
でも、数年前から画材や題材を変えても、「OKIさんらしい絵だね」と言ってもらえるようになって。ようやく自分の「画家としての軸」みたいなものが見えてきた気はしています。
――先ほど「漫画の模写から絵を描き始めた」というお話がありましたが、それ以降はどんな作品から影響を受けてきました?
OKI:基本的には影響を受けない努力をしていて、誰も見たことがないものを描きたいとは思っています。
ただ、中学生のときに美術の教科書でピカソの『ゲルニカ』を見て、「絵って見たままじゃないものを描いてもいいんだ」と衝撃を受けたのは大きかったですね。
ただ、中学生のときに美術の教科書でピカソの『ゲルニカ』を見て、「絵って見たままじゃないものを描いてもいいんだ」と衝撃を受けたのは大きかったですね。
あと、僕が高校生の頃の福岡はストリートカルチャーが根付いていたこともあって、オールドスクールのヒップホップを聴いたり、その流れでFUTURA(グラフィティアーティスト)の作品に出会ったりして、そこら辺の影響はすごくあると思います。
――たしかにOKIさんの作品からは、ヒップホップやグラフィティアートの影響はすごく感じますね。
OKI:でもヒップホップを聴きながら、小室ファミリーなんかのポップスも抵抗感なく聴いていました。
当時のヒップホップが好きな人は、「J-POPなんて」みたいなことを言いがちでしたが、僕にはジャンルが違っても「いいものはいい」という感覚があるんです。それは今の自然体な作風につながっているのかもしれません。
当時のヒップホップが好きな人は、「J-POPなんて」みたいなことを言いがちでしたが、僕にはジャンルが違っても「いいものはいい」という感覚があるんです。それは今の自然体な作風につながっているのかもしれません。
――OKIさんの代表的なモチーフである「花」と「文字」についても教えてください。
OKI:「花」は、エレファントカシマシの『Easy Go』という曲の歌詞にある「剛者(つわもの)どもの夢のあと 21世紀のこの荒野に 愛と喜びの花を咲かせるぜ」というフレーズから、「自分の作品を通じて愛と喜びの花を届けられたら」という思いで描き始めました。
――あ、エレカシの影響なんですね。
OKI:そうなんですよ。好きで。一方で「文字」は、学校で習った決まった形の文字だと自分の抽象画に合わないことに気づいて。自分がかっこいいと思う形の文字をAからZまで作りました。
僕の文字は読めることを目的としていないので、雷っぽく見えたり、模様のように見えたり、観ていただく方に自由に感じ取っていただけたらと思っています。
僕の文字は読めることを目的としていないので、雷っぽく見えたり、模様のように見えたり、観ていただく方に自由に感じ取っていただけたらと思っています。
――今回のコラボについても伺います。最初にNYA-側からは、どのような要望がありましたか?
OKI:「文字を使ってほしい」「花を使ってほしい」「ロゴで遊んでほしい」の3つでした。文字に関しては、今回のテーマに沿う文章をブランドの方から提案していただき、それを自分のアルファベットに当てはめる形で描かせてもらいました。
――ご自身の作品とNYA-との相性はどう感じました?
OKI:この猫のロゴがすごく可愛いので、ご相談をいただいたときから、「僕の絵との相性は絶対にいいだろうな」と感じていました。
実際、打ち合わせの段階で頭の中にはデザインのイメージができていましたね。例えば、「NYA-」という文字を茎に見立て、そこから新しい花が咲いていくようなものを描けたらいいなとか。これはTシャツのプリントで実現しました。
実際、打ち合わせの段階で頭の中にはデザインのイメージができていましたね。例えば、「NYA-」という文字を茎に見立て、そこから新しい花が咲いていくようなものを描けたらいいなとか。これはTシャツのプリントで実現しました。
――じゃあ、あまり苦労もなく?
OKI:そうですね。どのアイテムもスムーズにできたと思います。
――実際、OKIさんのデザインはどれもNYA-の服に自然と馴染んでいますよね。
OKI:実は僕、普段から「作品」と「グッズ」で脳の使う部分をすっぱり分けているんです。僕はアーティストではありますけど、こういうコラボのときに自分を押し付けようとは思わない。「OKI KENICHI」の作品を使ってものづくりをする人、みたいな感覚でやっています。
――アーティストとプロデューサーとしての自分を仕事に応じて使い分けているというか。
OKI:その感覚に近いですね。今回は洋服なので、服のプロであるブランド側にお任せする部分も多くて。自分の核となる大事な部分は変えないけど、頼れる部分は頼りながら、一緒にいいものを作っていく。そういうスタンスでやらせてもらいました。
――お互いに歩み寄っていいものを作るという発想が根底にあるんですね。
OKI:たしかに、コラボレーションや作家同士の共作で互いのいいところを話し合いながらものを作るのは得意かもしれません。ただ、自分の個展に関しては絶対に譲れない部分があるので、そのときは「これ、カッコいいでしょ」というエゴイストな姿勢になります(笑)。
――なるほど(笑)。文字を全面に配したテキスタイルのアイテムも素敵ですね。
OKI:文字の部分がオパール加工で透ける感じになっているんですよ。この質感はすごく気に入っています。
――これは写真だけで伝わりきらないので、ぜひ手にとってみてほしいです。
OKI:この模様の部分がひとつの文章になっているんですが、僕なりのこだわりとして、いかに読めない文字にするかが大事でした。基本的には服の柄として成立するデザインにしながら、これが実は文章だと知った人が、「どれが何の文字なのだろう」と読み解こうとしてくれたらうれしいなって。ちょっとしたいたずらです(笑)。
――コラボを通じて、NYA-というブランドにどんな印象を持ちましたか?
OKI:すごく優しくて、あったかいものづくりをされるなと思いました。朝日が入る部屋、白いシーツ、コーヒー……そこに自然と溶け込む服、みたいな印象があります。完全な非日常ではなく、かといってありふれた日常でもない。日々の生活にある素敵な瞬間を、優しく切り取って豊かに見せるような、そんなあたたかさを感じました。
――5月には青山店でスプレーペイントのカスタムイベントも開催されますが、NYA‐ファンの方にメッセージをお願いします。
OKI:イベントでは外に出かけたくなるような、ちょっと気持ちが上がるペイントができたらと思っています。お客さんの好きな色などを聞きながら即興で描いていく予定です。僕もイベント開催を楽しみにしているので、ぜひ遊びに来てください!
<プロフィール>
OKI KENICHI(オキ ケンイチ)
人物を変形させることで思考を表現した抽象画、アルファベットを独自の形に変形させた文字作品、またはその2つを掛け合わせた作品をベースに立体作品やインスタレーション作品なども発表している。
2014年にはニューヨークへ渡り、Bushwick Open Studiosの参加アーティストに選出。国内のみならず海外での活動も続けている。
Instagram:@okiiiiiiiiii
OKI KENICHI(オキ ケンイチ)
人物を変形させることで思考を表現した抽象画、アルファベットを独自の形に変形させた文字作品、またはその2つを掛け合わせた作品をベースに立体作品やインスタレーション作品なども発表している。
2014年にはニューヨークへ渡り、Bushwick Open Studiosの参加アーティストに選出。国内のみならず海外での活動も続けている。
Instagram:@okiiiiiiiiii
(取材・文/小山田裕哉)
OKI KENICHI来店イベント
下記日時において、OKI KENICHIが在店いたします。
4月・5月中にお買い上げいただいた対象商品に、OKI KENICHIがスプレーペイントを施します。ぜひこの貴重な機会をお楽しみください。
■CABANE de ZUCCa AOYAMA
5/16(土)14:00-18:00 ※最終受付17:40
4月・5月中にお買い上げいただいた対象商品に、OKI KENICHIがスプレーペイントを施します。ぜひこの貴重な機会をお楽しみください。
■CABANE de ZUCCa AOYAMA
5/16(土)14:00-18:00 ※最終受付17:40
【ご予約について】
本イベントはご予約優先となります。
ご予約方法はCABANE de ZUCCa AOYAMAへ
お電話にてご連絡をお願いいたします。
TEL:03-3470-7488
OPEN:11:00-20:00
【注意事項】
ご購入時のレシート、またはA-net membershipの購入履歴をスタッフまでご提示ください。
イベントへのご参加は、お一人様につき1点までとさせていただきます。
※商品のカラーは White(01) のみとなります。
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