NYA-とのコラボレーションに込めた、アーティスト・小田原愛美の想い。
ユニークとユニークの掛け合わせ?
アーティストの小田原愛美さんとNYA-によるコラボレーションが実現。
記念インタビューを通して、その詳細に迫ります。
アーティストの小田原愛美さんとNYA-によるコラボレーションが実現。
記念インタビューを通して、その詳細に迫ります。
ー 小田原さんは、日頃どのような活動をされているかご紹介いただけますか?
普段はアーティストとして、作品をつくったり個展を開いたりしています。イラストやコラージュ、陶器から立体作品まで。その時やりたい表現で作品を発表しています。あとは自分のブランド「I&ME」で洋服のデザインをしています。
ー 小田原さんの作品を拝見すると、ポップさの中にどこかシニカル(冷ややか)な雰囲気が感じられて、独特な世界観に引き込まれます。ご自身ではどのように捉えていますか?
小さいころからモンスターとかホラー系とか、少しグロい描写が好きな子供でした。絵を描くのも好きで、ハタから見るとちょっと気持ちの悪いモノも描いていたかもしれません。でもやっぱり、根底にあるのは父の影響だと思います。父は、洋服関係の仕事をしていて、”パンク”や“ロカビリー“のカルチャーに精通していました。だから、家にはアメリカの50’sアートとかがたくさんあって。今、この部屋に飾っているいくつかのアートは実家からもらってきたモノです。ちょっとギミックが効いていたり、色使いが可愛かったり。そんなユニークなアートを小さい頃から見て育ってきたので、それが今の私のエッセンスになっている気がします。
ー 私生活では7月にご出産されたばかりですが、今までと変わったことなどありますか?
出産は大変でしたね。今は、子供中心の生活リズムになっているので、それに合わせてゆっくり仕事している感じです。感情面では、思ったより大きな変化はなかったかもしれません。割とフラットというか。
でも、将来の子供との生活を考えるとすごく楽しみです。すでに子供服とかをかなりリサーチしています。私にとって、わかりやすく変わったタイミングは、2018年の結婚だったかもしれません。それ以前と以後とでは、すごく丸くなったと言われますね。
でも、将来の子供との生活を考えるとすごく楽しみです。すでに子供服とかをかなりリサーチしています。私にとって、わかりやすく変わったタイミングは、2018年の結婚だったかもしれません。それ以前と以後とでは、すごく丸くなったと言われますね。
ー それでは、NYA-についてお伺いします。今回のコラボレーションをするまでは、どんなイメージをお持ちでしたか?
学生のころに、よく原宿のラフォーレのお店で商品を眺めていました。猫好きな私にとって、このアイコンがすごく印象的で素敵なブランドだなと。そして、コラボレーションの話をもらったときに、リブランディングをしたと知って。今の自分のマインドにも合う、大人も楽しめる雰囲気だなと感じました。そんな昔から知っているアイコンと、自分のアートワークが対をなす。それが実現できてよかったです。ブランドコピーの“Be unique, be polite. / ユニークで在れ、上質で在れ。”も私の理念に合っています。
ー 今回、コラボレーションした5型について、どのようなアイテムか教えていただけますか?
まず、スウェットとロンTは、私の好きなレタリングでブランドコピーを入れています。ボディーの色味に合わせて考えた、色使いは私らしさが出ているかな。あとはNYA-の刺繍と対にするように私のアイコンである、”スマイル”の刺繍を入れたのもポイントです。シャツはNYA-の定番アイテムがベースになっています。ゆったりとしたシルエットながら女性らしい綺麗なラインが出るシャツには、手描きのコピーと”スマイル”の刺繍を入れて、遊びを加えました。サコッシュは、以前自分のブランド「I&ME」で作ったことがあって。それをリバイバルしたアイテムです。紐部分のチェックの配置なんかにもこだわりました。スナップボタンをつけたり、随所を「NYA-」仕様にアップデートしました。
ー 実際に「NYA-」と一緒にモノづくりをしてみていかがでしたか?
ブランドは知っていたものの、コラボレーションをさせていただいたおがげで、洋服としての質の高さ、こだわりを垣間見れました。それはサンプルチェックの時点でも感じられたことです。改めて、そんなブランドと自分のアートワークが対をなす、ということを光栄に感じました。
ー ”スマイル”は、最近の小田原さんの作品でも多く見られるアートワークだと思いますが、どのような想いを表現しているのでしょうか。
2018年ころに”HOUSE”という家をテーマにした立体的な作品を作っていて、そこに登場するキャラクターの顔がこのタッチでした。そのあとコロナ禍になって、すごく閉塞感を感じていて。そこでその顔だけを抜き出してパネルにして部屋に飾ったのが最初です。少しでも自分をハッピーにしたい想いからでした。
ー 今までの小田原さんのシニカルな作品のイメージとは少し違った印象を受けました。
そうですね。でも”スマイル”と言ってもいろんな捉え方があるかなと思っていて。シンプルな表現の笑顔はもちろん、皮肉を含んだ冷笑だってあるし、泣き笑いだってある。それはこれを見た人がそれぞれその時の感情で見てもらえればいいかなと。
ー 最後に、「NYA-」ファンの皆さんにぜひ一言お願いします。
今回は、随所に私らしさを散りばめました。ぜひアイテムを着ていただいて、少しでも”笑顔”のスマイルになっていただけたら嬉しいです。ロンTは、普段「NYA-」では展開していないキッズサイズもつくっています。ぜひ親子でお揃いコーデを楽しんでみてください。
ー ありがとうございました。
ありがとうございました。
(取材・文/深野佑太)
aimi odawara × NYA- は11/8(金)10:00~ 発売開始予定
発売店舗
A-net ONLINE STORE
CABANE de ZUCCa ルクア大阪店 POP UP STORE
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11/8(金) 10:00より、A-net ONLINE STOREにてNYA-の商品を¥11,000(tax in)以上お買い上げのお客様に、aimi odawara × NYA-のオリジナルアクリルキーホルダーをプレゼントいたします。
NYA-のフォルムはそのまま、顔が「スマイル」に・・・!
くすっと笑えるモチーフになりました。
NYA-のフォルムはそのまま、顔が「スマイル」に・・・!
くすっと笑えるモチーフになりました。
Profile
おだわら あいみ
アーティスト・デザイナー
1988年東京生まれ。2012年、初の個展「PLAYING DEAD」を開催し、イラストレーターとしてのキャリアをスタートさせる。数々の有名ブランドとのコラボレーションや開催した個展が話題に。2014年には、自身の作品を洋服にしたブランド「I&ME」を立ち上げ、ユニセックスなデザインで人気を博す。どこか冷静な目線で、シニカルな作品が多い。年々進化を続けながらも、揺るがないその作風に、コアなファンを多く抱える。
2025年11月に個展を開催予定。
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http://www.aimiodawara.com/
Instagram
https://www.instagram.com/aimiodawara/
おだわら あいみ
アーティスト・デザイナー
1988年東京生まれ。2012年、初の個展「PLAYING DEAD」を開催し、イラストレーターとしてのキャリアをスタートさせる。数々の有名ブランドとのコラボレーションや開催した個展が話題に。2014年には、自身の作品を洋服にしたブランド「I&ME」を立ち上げ、ユニセックスなデザインで人気を博す。どこか冷静な目線で、シニカルな作品が多い。年々進化を続けながらも、揺るがないその作風に、コアなファンを多く抱える。
2025年11月に個展を開催予定。
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