2025/12/19 | Plantation, FEATURES

【Plantation】Designer Interview & Season’s Lineup Vol.2

Designer Interview & Season’s Lineup VOL.2
2026 Spring Summer「LAUNDRY」
Plantation
プランテーションの2026年春夏シーズンは「LAUNDRY(ランドリー)」がテーマ。
青空の下、洗濯物を干すときに感じる風の薫りや遠く聞こえる鳥のさえずり、移り行く空の色――。

自然を感じながら「明日も天気になれ」と気持ちも前向きになるようなエッセンシャルなウエア、また、日本の産地とともにプランテーションが独自開発したテキスタイルアイテムもコレクションを彩ります。

2月には、洗濯物を干している時、見上げた空を飛び交う鳥たちをカットジャガードで表現した、印象的な総柄のアイテム、また岡山地区のデニム工場と協業したBIZENシリーズからは、BIZENポタリーWAVEとBIZENダブルガーゼが登場予定。

 
 




「BIZENポタリーWAVEは、様々なポタリー(陶器)のシルエットや紋様、モチーフから着想を受けた柄とBIZENのウェーブをボーダー状に配置したクラフト感のあるテキスタイルが魅力。ジャケットやパンツなどを展開します」(サトウ)


「BIZENダブルガーゼは、シャーリング部分とフラット部分がミックスになったテキスタイル。今季は、シャツブラウスがおすすめです。
一見、切替のように見えますが、織り組織や素材の縮みで、シャーリング部分とフラット部分を表現しており、実は1枚の生地。こちらも独自のテキスタイルをデザインに活かす、プランテーションらしさが詰まったアイテムです」(テキスタイル担当)


なお、特にジャージのテキスタイル担当がこだわったのが、同じく2月に登場するカスリボーダーシャーリング。
「プランテーションらしいナチュラルで動きのあるボーダーを表現したく、何度も試行錯誤しました。実は、編み上がり時のボーダーは等幅。そこに裏地側に、タックをランダムに入れ、布地を寄せることで、波状のボーダーに仕上げています。色糸のグラデーションと相まって生まれる、繊細な表情を身に纏って楽しんでいただければ」(テキスタイル担当)

3月に展開予定のグラデーションステッチジャージは、朝焼け、昼間、夕暮れと、水平線から見える空模様の移り変わりを表現した3色展開でご用意。
「素材は、ジャガード機で編み上げたジャージ。刺子のような複雑で繊細な柄を、異なる糸の番手や組織を使って表現しました。見た目もシルエットも軽やかに仕上げています」(サトウ)


同じく3月に登場するサシコマンガンラインは、大正時代に新潟県見附市で生まれた染色技法であるマンガン染めと、伝統的な手法である刺し子を織りの技術で表現したシリーズ。2つのテクニックを組み合わせ、ライン柄を生み出したアイテムです。

「使っているのは、鉱物であるマンガンで染めた糸。マンガンを溶剤につけたときに起こる酸化と還元を利用して、チェックやストライプのライン柄を表現しています。そこに先染めした刺し子のような織りを交え、モダンな印象に仕上げました」(サトウ)


新しい季節を彩るプランテーションの新作を、ぜひご覧ください。
なお、一部新作コレクションの先行予約を受付しております。
Designer Interview & Season’s Lineup Vol.1は、こちらよりご覧ください。

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