2018/06/25 | tac:tac

tac:tac ブランドへの想い

tac:tac
ひょっとした発見をする楽しみや喜び。
1人1人の特別な気分。
その中にある新しい共感性、共有性。
刺激。
「I’m here.」
私はここにいる。
「you are here.」
あなたはここにいる。
「we are here.」
みんなここにいる。
そんな「場」としてブランドを少しずつ作り上げていきたい。
自分たちは表現する主体ではなく、単なる媒体でありたい。
そう思います。

tac:tac
なぜ“時間”なのか
時間は全ての人が共有しているものであると同時に、それはとても個人的なものです。
時間の感じ方は、人それぞれ違いますよね。
「一緒だけど、一緒じゃない。」
そんな既製服を作り上げることがこれからのファッションに対しての新しい提案になるのではないかと考えています。
タクタクは、時間に身を委ね、時間と共に歴史を集積させていきます。
その過程を多くの方々と共有しながら、多くの方々と新しい方向性、潮流を作り上げていきたい。
tac:tac
ブランドタグはただの○、これは針のない時計を表しています。
これはお客さんが時間を刻み込んでいくための余白、
“場”です。
ここにお客さんそれぞれが違う時間を刻み込めば、それぞれ違うブランドタグになるのではないか?
その服を着ているという意識のきっかけになるフックとしてのアイコンの○をタグに落とし込んでいます
いつも想っていることがあります。
それはデザインを完結させないこと、一方的に考えを示さないこと、です。
メッセージを曖昧にするからこそ見る人は自分なりの解釈を試みます。
ジャンルもありませんし、性別も決めつける事はありません。
シーズンテーマもありません。
そうする事で、表現の受け取り方は人それぞれ自由なものになると思っています。
そして、自分、タクタクも自由な立場でいられるのです。
自分は表現する主体ではなく、単なる媒体でありたい。
ただ、そう思います。
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生活の中での街着として、馴染みつつもデザイン性をどこまで高く持たせることが可能なのか。
​主張しすぎるデザイン、それは僕にとってすごく不快で、居心地がよくありません。​
程よく主張したい、​そういった意識がいつもあります。​

​上質な​素材に対して余計な邪魔をせず、特性を活かし、さりげなくスマートにデザインを​プラスします​。

セットアップアイテムやハオリのコートを継続的に提案しており、tac:tacの象徴的なアイテムです。
どこか肩の力が抜けた​tac:tacらしい​雰囲気​、シルエット。
それでいて、作り込まれたパターンカット、ディティール。
​脱力と気品、この曖昧な要素がギリギリのバランスで成り立つこ​とで、実は今求められている、洋服作りに近づくのではないかと考えています。

そういった事を考えながら、18-19AWコレクションも制作しました。
もし、あなたが愛せる一着をここで見つけられたならば、大変嬉しく思います。

tac:tac デザイナー / 島瀬 敬章

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